タンギング

タンギング(舌でリードに触れ、音を区切る)は私はサックスを始めてから、1ヶ月程はやらなくて良いと思っています。
なぜかというと舌を意識的に動かすという行為自体が、日常の生活の中であまりないからです。
日常生活中に舌を動かす時は、何か食べるとき、しゃべるとき、ハミガキするとき、ぐらいでしょうか。それらは小さい頃から行っているため、無意識に動いています。
サックスでタンギングをしようとすると、最初は意識的に舌を動かす必要があるため、あまりうまくいきません。
なので最初の1ヶ月ぐらいはタンギングは置いておいて、アンブシュアの安定と息をしっかり使い音を出すことを練習したほうが良いと思います。そうする事でサックスという楽器にも慣れていくはずです。
タンギングが必要な箇所は、前の音とつなげてしまえばメロディはある程度損なわれず出来るはずです。

タンギングをやるにはそこまで難しいことではありません。舌をリードにあてて戻すだけです。ですがこれを誤って行ってしまうと変なクセがつき、取れなくなります。正しいタンギングはマウスピースが口に入っている状態で『トゥ』と実際に言ってタンギングすると正しくできます。(声は出しません)シンプルです。シンプルですが上手くいかないと誤ったやり方でやってしまい、ある程度その方法でタンギングのように出来てしまうと、それがクセになり正しい方法でできなくなってしまいます。
『トゥ』と何も口に入れない状態で実際に言ってみてください。そうすると前歯の裏に舌が当たると思います。そして当たったあとすぐに元の位置に戻っているはずです。この元に戻るというのが大事なところです。リードに舌が当たってすぐに戻さないと、ニブいタンギングになってしまいます。リードに舌が当たったらすぐ戻すというのが基本のタンギングになります。

タンギングについては下記動画で紹介してます。

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