サックスはシンプルに吹く!

サックスはどんな吹き方をしても音が出ます。
ゆえに、自分にとってまりよくない吹き方をしても音が出せます。
これは『どんな変な吹き方をしても音が出るんだ!』というメリットではなく、『どんな変な吹き方をしても音が出てしまう』というデメリットです。
筆者はフルートもやったことがありますが、音を出すこと自体に苦労しました。サックスで音を出すこと自体に苦労するのはよほどの事がない限りありません。マウスピースにリードをセットし、ネックにつなげそのネックを本管に差し込み、息を入れればある程度の音が出ます。

目次

息の角度、腹式呼吸

見出しの2つの質問はよくあります。
息の角度については、まずご自身のマウスピース(リードをセットした状態)を見てください。
隙間がどのくらいありますか?狭いですね。これに角度をつけようとしてもそこまで変わりません。なのであまり気にしないでください。
腹式呼吸は、あまり気にせずいっぱい息を吸い、いっぱい息を出して音を出してください。

上記2つはこれで十分です。

吹く姿勢

吹く姿勢を誰かの真似をしたくなるのはよくありますね!
特徴的な所で、例えばDavid Sanbornはストラップを上にして、顔が少し上がった状態で吹いています。
しかしこれは、David Sanbornが小児麻痺のリハビリを兼ねてサックスを始めたのであのようなスタイルになったと思われます。
他の人が真似をしてもあまり良い結果にはならないでしょう。
吹く姿勢ではなく、その人のフレーズや音を真似てみるというのは素晴らしい事です!

まとめ

サックスはどんなに余計なことをしても、ある程度まとまった音が出てしまいます。
なので自分が今吹いているサックスの奏法が、自分にとって合っているかどうか分かりづらいのです。
上述したDavid Sanbornのように正解は人それぞれです。(稀なパターンです)
自分の楽な姿勢で楽器を持ち、マウスピースを口に入れ、息を気持ちよく入れる!これだけです!!
ですが余計なことをせず、シンプルに吹くことが難しい楽器です。近代的な楽器なので色々なことが出来るからです。

あと一番重要なのは、サックスをやっている自分が『カッコいい!』と思えるかです。
何故サックスを始めましたか?カッコいい、あのように自分も吹いてみたい!ではないでしょうか?もちろん筆者もそうです。自分のことをカッコいいと思えた方がいい音が出るはずです。
なので自分にとって楽な姿勢で、吹いている姿を鏡で確認し、カッコいいかどうかを確認してみてください。カッコよければそれがあなたにとってのサックス姿勢となるでしょう。

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