なぜ痛くなるのでしょうか?
それは親指に楽器の体重が乗ってしまっているからです。
なのでまずはストラップの長さから見ていきましょう。
ストラップが低すぎる位置にあると、マウスピースを口に入れるために2つのパターンになってしまいます。
1.猫背になって低い位置にあるマウスピースに自分の口を持っていく
2.親指で楽器を持て上げて、自分の口に持ってくる
この2パターンになっているとストラップが低いと言うことになります。親指で持ち上げてるパターンは当然親指が痛くなります。
なので親指が痛い、猫背になってしまう方はまずストラップを上げて、自分の口にちょうど良い位置に来るように調節しましょう。
あと親指が痛くなる原因としてはサムフック(右手親指を引っ掛けれるようにフックになっている所)に親指を引っ掛けすぎている場合です。
あまりにも深く引っ掛けていると、ストラップの位置が合っていても楽器の体重が親指に乗りやすくなります。下の画像は私の右手親指の位置です。
私は右手親指は全くフックに引っ掛けないで吹いています。右手の親指の役割は座った状態でも立った状態でも楽器を前に押すことです。
なのでストラップの位置は右手親指で楽器を前に押した時、丁度よくマウスピースが口に入る位置となります。
楽器の体重は全て首(ストラップ)が担うことになります。なので慣れていないと首が痛い、となりますのでクッションやパッドがついているストラップを選びましょう。